ひたすら『待つ』
不安や葛藤の多い恋愛。
甘えん坊で男性に自分本位の要求をすることも。
婚活パーティなど出会いの場で、
積極的に行動できない天王星は、
好みの男性に自分から接近できず、声をかけてくれるのを
ひたすら待つだけということがあります。
かといって、初対面からグイグイ押されても、
警戒心が強くでてきてしまうし、
男性に深入りすることを恐れてしまい壁を
作ってしまう人もいます。
巨大なエネルギー”盲目的な恋”
待つ天王星とはいえ、ひとたび恋に火がついて、
エンジンがかかると、
その情熱は巨大化します。
猛烈にのめり込んでいくため、
時にはしがみついたり、などと
いったこともあります。
相手のふとした表情や些細な言葉を、
敏感にキャッチして、一喜一憂することもしばしば。
あれこれ考えていくうちに、すっぽり自分の世界に入り込み、
巨大化した不安や迷いから、自分の思い込みで相手を振り回して
しまうことがあります。
相手に「あとで、こっちから連絡するよ」と言われたら、
一晩中でも待ち続けるくらい、気になって仕方がなくなります。
「もしかしたら、こんな風に、誤解されていないかな?」と、
思ったら、それを伝えたくなって、たまらなくなります。
好きになると、相手のことが頭から離れなくなりますから、
起きている間中、恋愛について考えてしまいます。
恋が終わり、
嫌われて、離れられてしまった相手に対しても、
今でも好きという気持ちや、楽しかった思い出、
また、ひどいことを言われた、とか嫌な目にあった、ということも
忘れられず、良し悪しが入り混じって、
複雑な思いのまま、いつまでも記憶に残ります。
他者からみると、とても苦しそうな恋愛にみえてしまうほど、
ひとつの恋愛に注ぐ情熱は大きく、
人によっては、
死ぬの生きるのくらい大騒ぎになることもあります。
自分のすべてをかける情熱的な恋をするので、
次の恋になかなか進めないこともあります。
ですが、よく考えてみますと、男性のいいように、
振り回されているのではありません。
関係が良好な時でも、天王星は、
自分の思いや考えを
なかなかストレートにいえません。
自分の求めているものを、さりげなく甘えて、
動いて、なんとなくそうなってもらいたい、と、
あれこれ考えあぐねいて行動します。
なので、むしろ天王星の方が相手を
振り回しているような感じになります。
策略的に、相手に自分の欲しいものを
要求して、男性を利用しようとした”ずる賢さ”では、
ないところが、天王星の潔癖さで、品のいいところ。
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