新時代の天王星の人格・思考の変化について

２０２２年から新しい時代に入りました。
多くの方が、世の中の影響を受けて、
思考が変わり始めてきています。

大人になると、簡単に変わらない価値観も、
時代の変化の影響を受けて、ある時突然考え方が、
大きく変わったりして、
自分にびっくりする人もいるくらいです。

それほど、新しい時代では、
大きな変化を促されていえます。

では、新時代の天王星は、
どんな風に変化し始めているのか？
運命分析の視点から解説していきたいと思います。

まず、天王星の有名人の方をあげてみます。
天王星らしさが出ているかどうか？
イメージしてみてくださいね。

天王星の有名人

有村架純さん、内田有紀さん、草刈民代さん、仲間由紀恵さん、土屋太鳳さん
大泉洋さん、氷川きよしさん、ノブさん（千鳥）、太田光さん（爆笑問題）、菅田将暉さん

向上心・持続性・品性

天王星は、土星の方同様、自分を高めること、成長させることが、
大好きな星です。

プライドを大切にしますが、それは土星同様、
上から目線で、いわゆる「偉そうな人・・」ではありません。
天王星のプライドは、礼儀をわきまえていて、上品に映ります。

なので一見すると、プライドが高いのかどうか？
わからないくらい低姿勢で礼儀正しい方が多いです。

有名人をご覧になってみてください。「いかにもプライド高そう・・」
という印象ではないですよね。
礼儀をわきまえた常識人といった感じで、
気さくさの中にも、どこか上品な空気を醸し出しています。

また、ものごとを持続させるパワーや妥協しない、のめり込むパワーを
強く備えているのも天王星の特徴。

粘り強くて几帳面な一面があります。
興味をもったひとつのことを、とことんのめり込んでていきます。
例えば。ネットサーフィンして気になる記事をみつけたら、
とことん調べ上げ、
気づいたら真夜中、朝になっていたということもあるくらいです。

なかにはひとつの趣味にいったん手を染めると、
飽きることなくやり続け、
専門家顔負けの知識や技術を身につけてしまう人もいます。

また、比較的几帳面な人も多いです。
紙の角が揃っていないと気持ちが悪い、
部屋が散らかっているのが嫌で、片付けてからでないと眠れない、
という感じの人もいます。

そういった天王星の方が、新時代に入り、
どのように変化しているか？というと、
向上心、持続性は品性は、そのまま引き続きますが、
中身が変わってきます。

土星の方の時にも、ご説明させていただきましたが、
向上心についていうと、
そもそも向上心というのは、
下だと思うものを上にあげたい気持ちになることですよね。
上にあがろうとする時は、下だという概念も同時に
必要になります。

なので、
ものごとを上下に分ける感覚、概念が
天王星の頭の中にいつもあるということになります。

その何を上と捉えるか？　下と捉えるか？といった
上下を図る物差しが変わるという
変化が、今多くの天王星の方におき始めています。

社会の変化に合わせて天王星のモノサシが変わる

過去の時代の天王星は、社会全体の価値観の合わせて、
大抵の場合、ものごとの表層部分、数字や形の上でとらえて、
どちらが上下か？といった判断する物差しを持っていました。

大学は少しでも偏差値の高い、名の通ったところを選ぼうとか、
仕事をするなら、公的機関やできるだけ大企業を選ぶとか、
出世して高い役職につくことなど、こういったことを上だと捉えて
目指して進んできたと思います。

日常生活も、立派な家を買い、高級な家具に囲まれたり、
高級車に乗ることだったり、
とくにブランド思考でなくても、
比較的、高品質なものを身にまとうことを目指してきたと
思います。

とにかく前に進もう、高く伸びようという意識が
天王星には働いています。

その天王星に変化が訪れています。

新時代の天王星が求める向上心とは、
ものすごく崇高なものに変わってきています。

他人からどうみられるか？どう思われるか？といった他人視点や
社会的な水準がどうか？いった考え方ではなくなりつつあります。

自己満足ではなく、”人の評価を得てこそ、真の実力だ”と考えることは、
素晴らしいことですが、もっと素晴らしいことは
”自分自身が満足できること”
人からの評価に惑わされず、マイペースをキープできるか？
であったり、
自分自身が、豊かな気持ちでいられ、
自ら誇らしいと実感できることを大切に考えます。

これこそが、本当の意味で、
高みをもった生き方といえるでしょう。

なので、他人や世間の目を気にしないというより、
頭に置きながらも、
それに振り回されることがありません。
あくまで自分の選択した道を堂々と生きる天王星の方が
増えてきています。

新時代は、そうやって自分の価値観の枠組みを、
自分らしい方向に広げていかなければ
幸せに生きられない時代なのです。

天王星に氷川きよしさんがいらっしゃいますが、
ご自身のジェンダーレスをカミングアウトしましたね。

ジェンダーレスというのは、
生物学的な性差にとらわれた固定観念を
持つことをやめ、社会的、
文化的な性差をなくそうという考え方の言葉。

おそらく、氷川さんは周りの目、社会の目を気にして、
ずっと抑えていたけれども、
自分らしく生きることが大事なのだということに
気づかれたのだと思います。

まさに新時代を引っ張っていくような、
天王星らしい魅力的な生き方であると思います。

ジェンダーレスという考え方は、
新時代の特徴のひとつとして代表的なものです。

なので、男は男らしく、女は女らしく・・といった思想は
もう古い時代感覚になります。

新時代は、男女の区別がなくなってきて、
男性が妊娠するのも珍しくなくなってきます。

もうすでに、
ネットフリックスで、斉藤工（さいとうたくみ）さん
が妊娠する男性を演じるドラマが公開されていますね。
（ヒヤマケンタロウの妊娠）

運命分析的にいうと、新時代は男と女の境がなくなり、
そこに、大きなパワーが宿ります。

羽生結弦（はにゅうゆずる）さんは、土星ですが、
衣装をつくるのに”男性でも女性でもない中性的なイメージで
作ってもらっている”といっていました。

若い人を中心に新時代の感覚を（陰陽のどちらにも傾かない感覚）
持っていて、世の中に広がってきています。

新時代は中性的な感覚に強いパワーが宿るので、
伸び伸びと実力発揮できるようになります。

話をもとに戻しますと、
自分の感覚を信じて、誇り高く生きる天王星に
変化していて大きなパワーが宿ります。

ここ数年、社会の動きもどんどん変わってきました。
その中で、天王星にとって不安を感じる出来事が
あったかもしれません。

例えば、大企業に就職して、
これまで安心して働いていた会社の業績が悪くなった、
とか、企業のリストラにあって、
自分の誇りだった大企業の看板がなくなった。
という天王星の方もいます。

いままで自分の後ろ盾だった、
大きな支えを失ってしまった・・という風に感じて、
苦しい思いをしていた天王星の方がいま、
大きく変化してきています。。

それは、もうすでに新時代に
移行しているということになります。
過去の時代では、役に立っていた大企業の看板は、
新時代にはあまり効果がありません。

大企業の看板を掲げれば掲げるほど
自分が小さく映っててしまう時代です。

そういう後ろ盾なる看板がなくても、自分らしさを活かして
自分のやりたいこと、好きな道を選んで進んでいくことで、
本当の幸せをつかむことができるようになります。
運もそこに味方をしてくれます。

新時代は、大企業に勤めているなど、
上下の感覚（どちらが上、下とわけること）や
お金があるなし（お金持ち、貧乏）の感覚が不要なくらいフラットに
なっていきます。

今後、お金のシステムもガラッと変わる方向に動きます。

そういう社会のしくみがつくられていきます。
そうなったとき、好きなことをみつけて、
自分らしく生き生きと輝いている天王星のほうが幸せに
なります。

感性・スピリチュアル

天王星は、蛇座を人気としている生まれなので、
ものごとにとても敏感に反応します。
生まれながらに感性が鋭く、
スピリチュアル能力が高く備わっています。

過去の時代ですと、スピリチュアル力というと特別な人だけが
持っている能力・・とか、ちょっと変わった人・・
宗教とか洗脳されていると思われてしまいそうで、
何かを感じていても口に出せなかった人もいると思います。

なので、これまで多くの天王星の方が、スピリチュアルという
見えない世界に興味がありながら、そっちに行ってはいけないとか
そんな話をしてはいけないと、
道を閉ざしてきたのではないかと思います。

または、少し興味あってかじったけど、
あまり入り込まないようにセーブしてきた
人もいるのではないかと思います。

今後は、興味があったら、
納得のいくまで入り込んで
楽しむべきです。
そういった能力を眠らせておくのは、
もったいない話です。
きっと新しい自分に出会えると思います。

天王星は土星と並んで、優れた感性を持った
新時代の牽引役といっても
過言ではありません。

ぜひ、ご自身の可能性を信じてのびのび進んでいって
くださいね。

『新時代の天王星の人格・思考の変化について』