バカにする人・からかう人の心理(本当の理由)と改善策  運命分析学で真理を読み解く

◆人間関係

度が過ぎると「不快」に

関係が良好な人同士がたまに、
じゃれる程度なら、
楽しく感じることもあるでしょうが、
たいていの人は、
バカにされたり、からかわれることが繰り返されると、
不快な気分になるものでしょう。

程度にもよります。

”いじられキャラ”という言葉がありますが、
どちらか一方がいつもいじられ役だったりして、
それが、長く続くようだと不快になることが、
あります。

いじる方は冗談のつもりでも、本人の気にしている
嫌なことだったり、
悲しませることだったりすることがあります。

プロの芸人さんでも
いじられるのは嫌という人がいるくらい、
人によっては、苦痛を感じてしまうものです。

人同士の相性にも深く関わっていて、
なかには「他の人から言われても気にならないけど、
この人からは言われたくない」、ということも
あります。

今回は相性ではなく、
単に人をバカにしたり、からかう人の
心理と改善策について解説していきたいと思います。

運命分析上のプラスマイナスの理論

まず、運命分析上のプラスマイナスの理論を
ひとつ頭に入れておいていただきたいと思います。

人は無意識に頭の中で、比較をしています。
それは、目の前にたった1つしかないものでも
無意識に別のなにかと比較をしているのです。

たとえば、喫茶店で美味しいコーヒーを飲んだ時、
目の前にコーヒーは1つだけ。
そのコーヒーが美味しいと感じるのは、
以前に飲んだコーヒーや
他の飲み物との比較があって、
美味しいという反応がでます。

運命分析でみれば、
ものごとは、1つでは生まれない構図に、
なっています。
みえているものが1つでも、
かならず探すと見えないもうひとつが
隠れているのです。

プラス・マイナスの法則です。(プラス)みえるもの、
(マイナス)見えないものが、
ワンセットで
新しいエネルギーを生み出すしくみです。

喫茶店のコーヒーのたとえであれば、
(プラス)目の前にみえる1杯のコーヒーと
(マイナス)自分の頭の中に潜む、
もう一つのなにか(コーヒー)が組み合わさって、
”美味しいコーヒー”というものが生まれ、
幸せ度が高まるということになります。

創造力を働かせてください、
あり得ないのでわかりにくいのですが、

いくら美味しいコーヒーでも、
何も食べ物、飲み物を口にしたことのない人が
はじめて口にしたら、比較するものがないので、
美味しいと感じないのです。

そもそも「美味しい」ということがどういうことか?
わからないからです。

「美味しい」の反対は「まずい」になりますが、
プラスとマイナスの関係で「美味しい」と感じるには
「まずい」が必要になるのです。

もし、
この世に美味しいものだらけだったら、
「美味しい」という概念がなくなります。

なぜ人をバカにするのか?

人をバカにする人の心理を解いてみます。

自分とはどんな人間か?と考えた時、
私達はぼんやりと、
自分の好む理想の人物像をなんとなく目指しています。

相手をバカにしたり、からかうことで、
相手を下げると、自分が上がった気になり、
バランスを保つ思考パターンの人がいます。

また、「見下す」という風な解釈ではなく、
むしろその反対の人もいます。
相手の人柄が好きで、
じゃれ合って親しみを持とうとする思考パターンもいます。
そういう人は、犬が甘噛をする感じで、じゃれながら、
ちょっときつい冗談を言ってしまうことがあります。
そういう場合は「今のは傷ついたよ」ときちんと言っておかないと
エスカレートしやいです。

「バカにする人」と「される人」の運命的関係性

では、運命分析を使って、
バカにするという行為の全体像を捉えてみましょう。

運命分析で、2つにわけて考えます。

 

1「バカにする人」
2「バカにされる人」

 

 

運命分析上の理論では、
「バカにする人」と「バカにされる人」が、
一対になって成立します。

例えば、バカにする側をプラスととった場合、
バカにされる側がその反対のマイナスになります。

プラスとマイナスの理論では、両方そろって
はじめて成立するので
どちらか一方では、成り立たないしくみです。

どちらをプラスと取るか?

「バカにする側」と「バカにされる側」、
自分がどちらになりたいか?
人によっては、どちらもイヤなことかもしれません。

あなたは、どちらになりたいですか?
バカにする側になりたい、いやその反対、
どちらも嫌だけど、どちらかといえば、ちょっとだけ
バカにする側がいい・・など色々な考え方があると
思います。

どちらをプラスととるか、マイナスととるか?
その人の思考、考え方の次元によって、
その比率が決まり、人間関係が変わってきます。

引き寄せ合う相手も、磁石と同じように、プラス同士、
マイナス同士は、反発しあいます。

バカにされたら、どうすればいい?

一方が「バカにされた」と感じることで、
相手が「バカにした人」となり、
互いにそれを認識していると
カギホックのようにピタッとくっつきます。

なのでいくら、一方の人がバカにしたつもりでも、
もう一方の人がバカにされたと認識していなければ
成立しないことになり、バカにする人される人の縁は切れます。

なので、バカにされて辛い・・と、
我慢や辛抱をして、苦しい状態ですと、
カギホックのようにはまってしまい、
いやな縁が切れにくくなってしまいます。

運命分析で悪縁を断つ

悪縁はプラスとマイナスがピタッとはまった状態と
いえます。
そして共通の認識をもっています。

共通の認識は色々ありますが、
ひとつあげると、
両者がともにバカにする行為が、プラスだと
認識しているかもしれません。

引き寄せ合い、
反発して縁がきれなくなってしまいます。

バカにする側は、プラスではなく、
マイナスだという意識を向けると、
どうでしょう?

相手がプラスで、
優越感に浸っているようにみえていませんか?

それは反対、本当の意味で、
優越感とは、反対の方向へ向かっている
かもしれないのです。

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