『運命分析』を親子で学ぼう
以前、私が受講した”話し方講座”の中で、
「あなたに無限のお金と自由があったら何がしたいですか?」
という質問に答えるという課題が与えられました。
私が答えたのが「学校を作りたい」でした。
時々頭に浮かんでいたことでした。
多くの人があたりまえに運命分析の知識を身につけていたら、
人間関係の問題が解消できると思っています。
とくに親子の絆が深まります。
なので小学生の授業に運命分析の科目があって、
子どものうちから少しづつ学べていたら、
仲間はずれやいじめ問題、不登校が減り、
先生や親子の関係も良くなると
本気で思っています。
また今、大人社会でも問題になっているパワハラ、モラハラなどの
ハラスメント、家庭内ではDVの問題、育児放棄や虐待など、
こんな、ありとあらゆる人の心が発端になっておきる事件など、
すべて、運命分析の知識があれば、
今の歪んだ社会が変わるのではないかな・・と思っています。
運命分析は『怪しい占い?』
『運命分析学』というと、多くの人が占いの一種だと思っていますから、
当たるも八卦、当らぬも八卦的で、不確実なものと捉えられています。
なので、子どもに学ばせるなんてきっと、抵抗があるかもしれません。
でも、安心してしただきたいと思います。
これまで、コツコツ私が歩んできた道ですが、
20年前に、私は0学ビジネス分析という看板で経営者向けの
コンサルタントオフィスをオープンしました。
ところが、当時は運命分析など、みえない世界の話なので、
経営者方に「オカルトだ」「宗教だ」と、敬遠されてしまいました。
私が運命分析の話をすれば「洗脳されるのではないか?」と
疑わしい目で見られてしまうこともありました。
ところが、運命分析学を使って、経営者のビジネスを解いて、
アドバイスをさせていただくことで、結果がどうなったか?
業績が数字で明らかになってきました。
●営業部チームの業績のアップ (ワースト2だったチームが年間4指標達成トップ3をキープ)
●離職率の軽減 (年間30%前後だった離職率が、7%以下をキープ)
●適した人材の採用促進(人柄、業種との適応は離職率の軽減効果に表れます)
●適材適所の人事考課(離職率の軽減効果に表れます)
結果が変わってきたので、コツコツと続けていくことで、
少しずつ、理解していただけるようになってきました。
20年以上経った今では、大きく時代が変わり、むしろみえない世界を
解かない経営は、不安定であると考えられるようになってきています。
不確かなことを話さない
ひとことでいうなら、”不確か”なことをお話しないように
しているからです。
私がお話しすることは、基本的に『絶対』の論理です。
こんな風に「絶対」なんて書くと「なおさら怪しい・・」となります。
不思議ですね「不確か」ではダメで「絶対」なんていうと
もっと怪しまれます。
なぜ怪しまれるか?というと「絶対」なんてものは、
存在しないと思うからです。
どんなに絶対だと思うことがあっても、
1ミリくらい違うことあるでしょう?と大抵の人は思います。
私もずっと、そう思って生きてきました。
ところがそんなことはなかったのです。
「絶対」の論理は世の中にいくらでもあります。
むしろ、絶対なことだらけで、世の中は絶対にあふれています。
なので、その絶対の論理を使って、
小さなお子様のうちから学んでおいていただきたいのです。
そうすることで、親子の絆が深まります。
これがわかれば、将来大人になったとき、
ビジネスにも、応用して、
大きく羽ばたけるようになります。
本当に『絶対』はあるのか?
「世の中、絶対だらけ」と、ずいぶん啖呵をきってしまいました。
でも、大袈裟とは思いません。
どういうことを小学生のうちから学んで欲しいのか?
ご紹介したいと思います。
まず、『絶対』の論理として、ひとつあげてみます。
どちらか一方では命は授かりません。
今は不妊治療などで人工受精と体外受精などありますので、
両親というスタイルをとっていないこともありますが、
かならず男性と女性の染色体がペアになって命が授ります。
その他にも、絶対の論理のあてはまるものは色々あります。
名刺の表と裏。
表があれば裏が必ずあります。
両面名刺であっても、両ほうの面を同時にみせることはできません。
片方の面を見せた時、もう片方は裏面になる構図です。
その他にも
●『好き』がある。『きらい』がある
●『勝つ』人がいる、『負ける』人がいる
●『教える』人がいる、『教わる』人がいる
片側を設定するともう一方が自動的に設定され、
片方が消えると、同時にもう片方も消滅します。
片方は、もう片方の軸になり、互いに存在しています。
これらはなにも絶対というほどのことはなく、
当たり前の論理といえます。
ではなぜ、このような当たり前に誰でもわかっている論理について、
あえて?小学生のうちから学んでおいたほうがいいのか?
『無用な苦しみ』を生まない
裏と表がワンセットであるという表裏一体のしくみは、
絶対の論理として、誰もが当たり前に頭でわかっていることですが、
当たり前でありながら、日頃からこのような論理を
いちいち意識しながら過ごしている人はほとんどいません。
ところが、
私たちが長い人生を歩む時さまざまな出来事があり、
その中で、この絶対の論理が応用できないと、
無用な苦しみを生んでしまうのです。
私たちが苦しいと感じることの多くが、
運命分析の絶対の理論でみたら、
まったく必要のない無用な苦しみだったのです。
小学生の目線で『大人』をみてみる
小学生の目線で色々な相手をみてみましょう。
たとえば、お父さんをみると、毎日働いて生活費を稼いでくれています。
お母さんは、毎日自分たちの食事を作ってくれています。
学校の先生は、勉強を教えてくれています。
小学生の自分は、養ってもらい、さまざま大人にしてもらっていることがあります。
子供からみれば、大人が子供を世話するのは当たり前です。
なのでだんだん、
大人にもっとして欲しいことが生まれてきます。
例えば、お父さんは、仕事が忙しくてあまり遊んでくれないので、
もっと一緒に遊んで欲しいとか、
お母さんは「勉強しなさい」とか「ゲームはやめなさい」とか
うるさく注意をするので、やめて欲しいと考えるようになります。
これらは、小学生が自分目線でとらえた一つの例です。
やってもらって当たり前の意識から、
不満がでて、苦しみを生み出していくことになります。
不満は『自分』という片側しかみていないことで、
生まれやすくなるのです。
『自分』と『相手』が表裏一体であることの認識。
ものごとは常に二重の構造でできていることを思い出して、
これらをあてはめて考えてみましょう。
・養う(父):養われる(自分)
・遊んであげる(父):遊んでもらう(自分)
・注意する(母):注意される(自分)
・教える(先生):教えてもらう(自分)
ポイント1)
表と裏の関係である、反対の要素は、
どちらか一方が欠けても成立しないので、
互いになくてはならない存在であることを認識します。
ポイント2)
人生を歩んでいくと、いずれこの構図が反対になる瞬間がでてきます。
とても重要なポイントです。
自分が養う立場になる・遊んであげる立場になる
注意する立場になる・教える立場になる
『自分』という面を離れて、『相手』という裏面の立場になって
考える思考を身につけることが苦しみを生まないポイントになります。
自分視点で過ごしていると、もっと・・もっと・・と、
膨らんで、依存心が生まれます。
依存があると、相手に対して不満が出てくるようになり、
いずれ相手に翻弄された人生になります。
相手がこうだから、自分がこうなったのだ・・というのは、
一見正しい論理のようですが、運命分析でみれば、
相手に翻弄された思考で、発展性を生みにくいものです。
また、
もっとこうして欲しかったなど、不満を抱えつづけることで、
大人になって、
自分が反対の立場になった時、満たされなかった思いが壁となり、
やるべきことを拒みたい気持ちになってしまうのです。
部下を指導する気になれなかったり、
育児を放棄したくなるといった思考の元は、
過去の願いが叶わなかった時の苦しい思いであり、
さらにそれを作り出した大元は絶対の論理、
両面を同時にとらえられない片側思考からくるものなのです。
また、
子どもの視点で親をみれば、親には完璧な親であって欲しい、
自分なりの親の理想像をかかげます。
でも自分が反対にいつか親の立場になった時、
果たしてどうなるか?わからないのです。
親も人間ですから、初めて子供を産み、
初めて子育てをしていますから、理想通りに
やりたくてもできないこともあります。
時代背景や生活環境も人によって違います。
人との関係性を、絶対の論理にあてはめて、
丁寧に観察していくと
相手に対する理解が深まります。
今回は表裏一体の論理をひとつあげてみましたが、
これはいくつもあります。
どんなに考え方が違う親子であっても、この絶対の論理を
ひとつづつ頭に入れて過ごしていれば、
親子の絆H,自然な形で深まっていきます。
子どもだって、おそらく理解を深めたいはずです。
小学生のうちから、いずれ体験するであろう反対の立場を
漠然とでも想像しながら過ごすことは大切です。
常に相手の立場を思いやる心が自然に身について、
自分の世界観が広がってくることになります。
【結論】親子の絆が深まる理由①
お互いの存在が『無くてはならない絶対の存在』として理解しあえる
子供のうちから「親に感謝」という道徳論ではなく、運命分析の理論として理解
することで、生涯にわたり理解度が高められていく
【結論】親子の絆が深まる理由②
ものごとを捉える視点が変わるため、より高い幸福感が得られるようになる。
自分と相手という両面を同時にみる視点で結ばれた、親子は自分自身の
自己肯定感があがるので、豊かな心が育まれていく
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