無視する人の心の中はどうなっているのか?
無視する人の心理構造とターゲットになりやすい人を解説していきます。
【職場無視】知っておこう!無視する人の心理構造は5歳のこどもと同じだった
無視する人の心の中
なぜ無視や、意地悪をするのか?
人を苦しめたり、嫌がることをして、なにかいいことが
あるのでしょうか?
今回は、無視や意地悪をする人の心の中を
運命分析で解いてみようと思います。
動画解説
無視する人には ”心の傷” がある
人は人生のなかで、いろいろな人と関わりながら、
心の成長をしていきますが、
そのなかで、苦しかった体験があると
心に傷がついてしまうことがあります。
例えば、
●叱られた
●バカにされた
●恥をかいた
●冷たくされた
●差別を受けた
●屈辱を受けた
…etc
過去にとても苦しかった体験があると、
そのことによって「自分はダメだ」と思い込み、
自分で自分の価値を下げた認識をしてしまいます。
(自己肯定感が低い状態になる)
その体験はどんなものだったか? という出来事に関しては、
忘れられない記憶として、しっかり頭に残ることもありますが、
長い年月を重ねて徐々に記憶から薄れていくこともあります。
その場合は、とくに自分の ”心に傷がある” という自覚がなく、
無意識に心の奥でくすぶりながら存在しています。
そしてある時、人とのやりとりのなかで、突然、
何かのきっかけから刺激を受け、心の傷口がひらいて痛みが
走りだすことがあります。
心に痛みを感じると反応として表に現れてきます。
無視するという行為は、
自分の心の傷の痛みを消そうとしておこす行動といえます。
![](http://tanosiclub.com/wp-content/uploads/2021/04/079738.jpg)
だけど、なぜ? ”心の傷”と直接関係ない私を無視するの?
シーソーの原理
シーソーというのは、よく公園にあるぎったんばっこんと交互に上下する
遊具のことですが、このシーソーの原理から ”無視する” という
行動が生まれます。
シーソーに『自分』と『相手』が乗っていることを
想像してください。
自分が高く上がると、相手は低く下がり、
相手が高く上がると、自分は低く下がります。
シーソーに乗っている二人を表すと、
自分と相手は、つねに反対になります。
形状は、山と谷であり、
動作は、上昇と下降になります。
自分が下降したと感じると、心の痛みがでるので、
大人の知恵を使って、痛みを取り除こうとします。
相手を下降させることによって、
自分が高く上がる構図になります。
自分の願望が手に入らない = 自分が下がっている
だから相手を苦しめて下げれば自分が上がると錯覚します。
相手(の気分)を下げることによって自分が上がった気になる(錯覚)
では、どういう人がターゲットになりやすいのか?
「無視」のターゲットになりやすい人
人は願いや求めているものが手に入らない状態が続いたり、
無理に苦しいことを行っている状態が続くとストレスが発生します。
そのストレスからモヤモヤした気分になりますが、
自分でモヤモヤする気分を晴らしたいけれど、
原因が明確にならないと、なにかのきっかけから相手のせいだと
思い込んでターゲットにしてしまうのです。
職場の無視の原因で考えられるシーソーの原理
(ターゲットになる構図)
自己欲求(傷) ターゲットの選定
出世したい → 出世している人、しそうな人をターゲットにする
尊敬されたい → 尊敬してくれない部下をターゲットにする
上司に気に入られたい → 上司に気に入られている人をターゲットにする
人気が欲しいい → 人気がある人をターゲットにする
出世したい → 出世している、出世しそうな人をターゲットにする
働きたくない → 楽しそうに働いている人をターゲットにする
仕事がきつい → ラクをしていそうな人をターゲットにする
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