2)使命は人生の彩り

◆使命を知る

『使命』は誰にでもある

私がこれまで20年以上、日々運命分析の鑑定を行なってきた
経験から、”使命とは誰にでも、どの人にもあるものだ”と
いうことに気づきました。

ひとりひとり
”生きる意味がある”
”目的があって生まれている”ということです。

それを運命分析して、ご本人にお伝えできるように
なってきました。

なので、あなたにも”生きている意味”とか
目的というものがあり、これが使命です。

ですが、ほとんどの人は使命というと、漠然とした
大きなものを想像しています。

例えば、社会の役に立つ、世の中を変える、
貧富の差を無くす、事件事故を無くす・・など。

ですが、運命分析で解くと、生きている意味や目的には、
人それぞれさまざまななテーマがあるので、
もっと身近で些細なものだったりします。

例えば、
古い歴史や伝統的なものを感じてみたい
とか
日本の食べ物(◯◯)を味わいたい
とか
こういう人に出会いたい、
こういう子供を育てたい
あの親に育てられたい
など
こういうものも使命であると考えています。

使命というと、なんとなく
世の中を動かすような
大役を務め上げるようなものを想像しますが、
大きいから良いなど、
使命の大きさに良し悪しはありません。

小さなものでも、それを達成しようとして
生まれてきていると考えられます。

人それぞれ、大きさや目的が違うので
テーマの持ち方はそれぞれ異なるものです。

大小関係なく、自分自身が本能的に求めるテーマが
自身の達成すべき目標になります。

このことについて、
スピリチュアル系の方からの話では、
それは
”生まれる前に自分で決めた目標である”
そして”その目標を達成させるために生きている”と
お聞きしています。

運命分析でご本人の本能を分析していくと、
無性に追いかける情熱があるのも、
魂レベルで考える『使命』に
ぴたりと当てはまってきます。

使命は1つではない

私もそうでしたが、
ほとんどの方が、使命は1つであって、
その使命が達成できたら、
充実した人生になると考えているようです。

ですが、
私が運命分析でみると一人の人に対して使命は、
少なくとも5つはあります。

人によっては、8個ぐらい出てくることもあります。
その中で、今の自分に当てはまりそうなこと、
置かれている環境から一番近いものをしていくと
やる気が出てきたり、
スムーズにものごとが進んだりします。

使命は本能的な喜びを生む

使命に沿ったことをしていくと、
ごく自然にワクワクした感じや、
充実感が得られたりします。

単になにか目標が達成できた時の達成感とは、
異なる、
本能的にわきあがる嬉しい感覚が味わえます。

いくつかある使命に近づこうと意識しながら行動し、
使命同士を組み合わせて、楽しむこともできます。

また、年齢を重ねることによって少しづつ変化していったり、
色々な決断をしながら人生のコマを進めるなかで、
少しづつ変容していくものでもあります。

『使命』は人生を立体的に組み立てる

使命が1つでない理由

もし、使命が1つしかないと、
それが達成できなかったら、人生の失敗のようなことになって
しまいます。

たった1つの使命がわからなくて、
そこに辿りつけなければ、
ワクワクしない、充実感が得られない
人生になってしまいます。

なので使命は、いくつも持っているものといえます。

そして、自分の運命的に与えられた
いくつもの使命をカスタマイズしながら
自分流の充実した人生が創られていくことになるのです。

コメント