「自分さえ良ければいい!」という人の運命は? 運命分析師が実体験をもとに解説

◆過ごし方(アドバイス)

つい、「自分さえ良ければいい・・」と、
思ってしまうことはないでしょうか?

そんな質問を投げたら、いろいろありました。
「エレベーターで人が乗ってきそうになって閉めちゃった・・」とか、
電車の乗り換えの時、「邪魔な人を手で押しちゃった・・」など、
といった方がいらっしゃいました。

私も、キャンプ場でハサミ虫が自分のバッグに登ってきたので、
慌てて、隣のテントの方へ向けて払い退けてしまいました。

いくら慌てていたからといって、
それでは隣の人が困るでしょうから、我ながら、
配慮が足りない・・と反省しました。

今回は「自分さえ良ければいい・・」という人の
運命について、解説していきたいと思います。

今は、新時代に入っていますので、
「自分さえ良ければいい・・」という思考でいると、
未来に影響します。

私は先日、北海道から帰ってくる時に、
成田空港から東京駅へ向かうバスに乗りました。

私は第2ターミナルから乗車したのですが、
来たバスは、第3ターミナルですでに人を乗せてきていたので、
席が混んでいました。

その時に、相席になってしまったのです。
みると、細いスマートな男性が、自分の膝の上に
いくつもの荷物を高々と乗せてまで、
隣の席を開けてくれていました。

少し大変そうにみえましたが、私はその方に、
一声かけて、隣に座らせていただきました。

他を見渡すと、まだ座れていない人が数人いましたが、
席は空いています。

ですが、本来空いている席に、隣の方が、
隣に座って欲しくないかのように、
鞄や荷物を置いたりして、席を塞いでいたのです。

座れなくて、困っている人がいても、
荷物を自分からどかそうとしない人が目立ちました。

しばらくみていたら、子供がスルッとおいてあった
スーツケースの間をすり抜けて、座ってしまいました。
席をふさいだつもりが、子供は小さいので隙間から
ちょこんと座ってしまったのです。

隣の方は、女性でしたが、
少しムッとしたような感じで(そう見えたのですが・・)
スーツケースを自分のほうにグッと引き寄せて、
窓の方をみていました。

そして最後に一人、男性がノートパソコンくらいの大きさの
鞄で、ずっと隣の席をふさいでいました。

「あの人はもう、絶対にどかしかくないのだろうな・・」と
思ってみていたら、

最後に、ものすごい恰幅の良い男性が、
「すみません、どかしてもらっていいですか?」と声を
かけていました。

その男性は、荷物を渋々どかしていたようでしたが、
どかすや否や、
すぐに、その席に髭をはやした熊さんのような
大きな男性が、
暑い暑いと汗を拭きながら、ど〜んと座りました。

隣の男性は、窮屈そうで、
不服そうに他に空いている席は無かったのか?と
周りを見渡していました。

大柄な男性同士、少々窮屈な感じでしたが、
そのままバスは東京駅へ向けて
出発しました。

自分さえ良ければいい、という考えだったかもしれません。
つい、疲れていて、「一人で座りたいな・・」と
考えてしまったのでしょう。

一見、席を塞いで自分を守っているようですが、
運命分析でみると、今、新時代に入っています。
おきるできごとが変わってきます。

新時代は、
陰陽融合からスタートするという時代の特徴があります。

どういうことかというと、
自分と他人というのは、陰と陽の関係ですから、
これをひとつに抱き合わせていく意識が必要になります。

つまり、自分と相手をバラバラに考えず、
他人を自分ごとのように思いやって考える
気持ちを持つことが、
幸せな現実を生み出すキーになります。

自分を守る行動はしていいのですが、
その行動によって、誰かが困ることになるのなら、
陰陽融合論でいえば、自分と他人は一つなので、
自分にも不運なことが降りかかってくる現実が創られます。

先ほどの男性の場合、
自分も疲れていたのかもしれませんが、
他人も疲れているかもしれません。
自分ごとのように相手を思いやる気持ちから、

もし、早めに席を空けていたら、体の小さな子供や
小柄な女性が隣に座ったかもしれませんね。

最後にもう一つ、オチがあります。

東京駅について、降りる時、
子供が隣の女性に「ありがとうございました」と
元気よくお礼を言っていました。

すると女性は、こっちが、
びっくりするくらいの素敵な笑顔で
「いいえ・・」と表情を明るくしいました。

今、新時代の子供たちがどんどん生まれてきています。
感性が鋭く、新しい時代感覚を持っています。
おそらく、女性があまりいい顔をしていなかったので、
「嫌だったのかな?」と子供ながらに感じたのかもしれません。
だからお礼を言ったのかもしれませんし、
どういう気持ちか想像でしかありませんが、
「お礼を言いたい・・」と思ったのだと思います。

新時代の子供たちの多くは、感性が鋭く、
ひょうひょうとしているのですが、
愛があります。

相手の気持ちを察して、サラッと愛のある対応をされることが
多いので、大人でも学ぶことが多くあります。

相手の態度が、嫌な感じだな・・と思ったら、
こちらも嫌な空気になりやすいですが、
これは古い時代の感覚です。

新時代というのは、相手が嫌な態度をとっていた場合、
その人の気持ちはそうなんだと受け取りつつ、
「それなら、こうしてあげよう」とサラッと考えて行動する時代です。

「自分さえ良ければいい・・」という人の運命は?
について、実体験をもとに解説させていただきました。

ご覧いただきありがとうございました。

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