【これNG!】職場無視された時にやってしまうNGな対処法

◆無視・意地悪

職場内で無視された場合に、どう対処したらいいのか?

つい、やりがちなこと、最終的に選ぶ対処法には、じつはNGなものが多く、
危険をはらんでいます。

誰でも無視されたら気分が悪くなりますから、精神的な苦痛を感じたまま仕事しなければならないのはとても辛いことです。

さらに職場がゆえに、無視が原因で大事な連絡が滞ってしまったなど、業務に支障をきたす危険性も
あります。

すぐに対処しないと! では、何をしたらいいのか?

こういう場合に、一般的に選ばれている対処法がありますので、
そのメリットとデメリットをあげてみます。

現実のケースをみますと、デメリットが想像以上に大きい場合がありますので、
比較してみました。

根本的な解決になっていないことが多いため、おすすめできません。
一見、落着したようでも、水面下でくすぶりが生じやすいのです。

人間関係を改善させるという本来の目的から外れた路線へコマを進めてしまうのでは
ないかと危惧しております。

一般的な対処方法(要注意)

※ここでは”無視されたら無視を返す”など一時的な衝撃を与える方法(テク)等は省略しています。

① 仲の良い同僚や先輩に相談する(仲介してもらう)

 

人間関係の悩みを仲の良い同僚や先輩に相談した場合のメリット

親身になって話を聞いてくれる → 嬉しくなる。心がスッと軽くなる。
自分の気持ちを理解してくれる → 心強い。味方がいることで安心できる。
相手との関係の仲介役になってくれる → 未来が明るくなりそう。

人間関係の悩みを仲の良い同僚や先輩に相談した場合のデメリット

親身になってもらうと嬉しくなる → 何度も聞いてもらいたくなる(中毒化しやすい)
理解してもらうと心強くなり、気も大きくなる → 相手への不信感が巨大化しやすい
相手との関係の仲介が上手くできない → 誤解を生じさせたり、混乱を招きやすい

② 上司に報告する(上司から注意してもらう)

 

上司に報告した場合のメリット

上司に状況を理解してもらえる → 真実を知ってもらえる。苦しみがわかってもらえる
上司が動いてくれる → 物理的な距離をとる対策・悪い相手に制裁が入りそう。
上司の力に頼る → 圧倒的な力によって、未来が明るくなりそう。

上司に報告した場合のデメリット

上司が状況を理解してくれない → 話の主旨がズレて解釈される。
上司が動いてくれる → 相手をよけい刺激してしまう・報復などくすぶる可能性あり
自分の評価が下がる → 愚痴やトラブルメーカーと認識される可能性がある

③ 直接本人に理由を聞いてみる(本人と話し合い)

 

直接本人に理由を聞いてみる(本人と話し合い)メリット

誤解が解ける → 相手の勘違いや誤解などあれば、真実を知ってもらえる
理由を聞いてみる → 理由がわかれば、謝罪をしたい。

直接本人に理由を聞いてみる(本人と話し合い)デメリット

本音での話し合いにならない → 心の闇があるので、本音で語れない
お互いの主張がズレたまま → どうしても理解できない相手の主張に壁を感じる

④ 法務室に問題として報告する

 

法務室に問題として報告するメリット

公平な立場で調査してくれる → 相手の理不尽な態度が明確になる
自分の権利が主張できる → 働く場所として健全な環境を得る権利が主張できる
圧倒的な力で制裁執行される → 今まで受けてきた苦しみから開放される

法務室に問題として報告するデメリット

公平な立場で調査される → 相手の言い分も考慮されるため、善悪つけがたいことも
受け取り方の是非が問われる → 物事の受け取り方も考慮され、善悪つけがたいことも
話し合いをせずに法務室へ → 報復や攻撃を感じ、人間関係の根本修復が難しくなる

⑤ 退社を検討する(この職場にいたくない・・離れたい)

 

退社を検討するメリット

退社することで、世界が一変する → 嫌なことがすべて消え去り、心機一転できる
退社申し出によるインパクト → 退社するほど苦しめられている、重大さが伝わる
退社申し出による危機 → 退社されては困るため、心労を与えない環境づくりを検討

退社を検討するデメリット

転職するとまたゼロから → 積み上げたキャリアが一旦クリアに、また一年生になる
転職先の確保 → 就職難のご時世、給料・勤務形態など条件が悪くなることもあり。
次の職場にどんな人がいるのか? → 前社の人と同じような人がいないとも限らない

5つあげてみました。
最終的にこのような対処策を選ばれるケースが多くあります。

私からみると、とても成功とはいえないような結果になることが多く、何よりご本人が、心から満足できていないか、後に後悔してしまうことがあります。

臭いものに無理やりフタをした状態であり、一見終わったかのようにみえるのですが、
底辺でいつまでもくすぶり続けていることが多いです。

二人の間に深い溝
ができてしまい以前のような関係に戻らずに、上辺だけつくろってギクシャクしていたり、再び同じことが繰り返されたり、気づかないうちに一方が報復を企んでいたりなど、問題がみえないところで膨らんでいることがあります。

 

【結論】無視された相手でも人間関係は改善できる

上記の対処法でお分かりかと思いますが、人は本音と建前があり、体裁を整えようとするものです。
さらに職場となれば、自分の立場や評価というものが加わりますので、建前や体裁だけ整えても、
根本から人間関係が良くなるものではありません。

ここでは、そういった表面的なことではなく、本当に心から良い人間関係をつくることが
できるようになる特別な方法をご紹介しています。

本来、人の価値観は十人十色ですので、ピンポイントでその人にあわせて、丁寧に対処
すれば、素晴らしい解決にはなります。

そうやってきちんと関係が修復できた成功例は山のようにあります。
そして、信じられないかもしれませんが、驚くほど仲良しになります。
本当です。

「昔は水と油だったよね・・」とか「あの頃、大きらいだった・・」と平気で言い合える
くらいになっています。

無視をする人の深層心理を探りましょう、
なぜその人は無視するのか? 人によって異なる心理的要因が必ずあります。

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