10月の全体運
今年の10月は、これまで11年続いた大運山羊座期の終盤、
最後の大犬座月になります。
ものごとがスムーズに流れ始める月になるでしょう。
というのも、長らく迷いや対立していたものについての
結果が表れ、整理がつき、
進むべき方向へ流れやすくなってくるからです。
6月の小馬座月に、生気から退気に変わり、
あらゆるものごとが変化し、
形成されるよう促されてきました。
さまざまな刺激を受けたことから、
自分の成すべく目標や、目指す方向性がみえてきたり、
新しく気持ちが切り替わった人もいるでしょう。
過去の自分では、考えられなかったような変化を、
感じるかもしれません。
進化の一歩のつもりで、受け入れてみてください。
私たちをとりまく時代の流れは、
驚くほど大きく、高速で変わっています。
突飛だと思えるようなひらめきや、
突然変化した考え方は、
ひょっとしたら今後主流になっていく
可能性があるのです。
趣味や仕事の方向性や取り組み方や、
家族や友人知人との関係性においても、
来年からの新時代に向けて、
新しい世界が創られていきます。
10月は新しい時代へ移行する準備の月として、
全体的に穏やかに進んでいくでしょう。
10月の過ごし方
『個』を引き出す
自分の個性をのびのび生かしながら生きるのが
新しい時代の特徴です。
10月は自分という個を意識してみてください。
他人から「どう思われるか?」とか、
「一般的ではない」いうことが気になって、
生きにくかった人も、
そういった枠組みから開放されるきっかけがつかめる
かもしれません。
また、「みんなと同じでいると安心する」といった、
同調意識の強い人も、
そういう思考からから外れて、
自分という「個」と向き合う時期に入ります。
自分が本当にしたいこと、
やりたいことを感じながら、
自分らしい道をみつけてください。
調和する
”調和”について、少し紐解いて解説しますと、
ご存知のように、
10月は、出雲地方では、神在月(かみありづき)といって、
全国の八百万(やおよろず)の神々が、
出雲大社に集まり、神議(かみはか)りという神様の会議、
サミットが開かれる月です。
10月に、全国から一斉に神様が出雲に集まるので、
出雲以外の地域では、神様がいなくなってしまうことから、
その地域では10月を神無月(かんなづき)と
呼んでいます。
出雲大社(いずもたいしゃ)ですが、
正式には、”いずもおおやしろ”と読むそうです。
古事記に記されている、因幡の白ウサギで有名な、
大国主大神(オオクニヌシオオカミ)が
祀られています。
日本は多神教なのでいろいろな神様がいますね、
学業成就・安産祈願・商売繁盛・病気平癒・そして、
出雲大社は、縁結びの神様です。
”縁を結ぶ”というのは、じつは、そもそもの人間の願い、
幸せのすべてを包括している意味があるのです。
縁は人だけでなく、物や出来事も含みます。
そして”結び”というのは、出会って、
ただつながるのではなく、
統合するという深い意味があります。
縁を結ぶということは、2つの糸がクルクルと絡み合うように、
固い結び目をつくるイメージです。
両者が馴染み、1つになる
統合する、調和するということになります。
10月は縁結び、つまりは”調和する”ということに、
強いエネルギーが注がれます。
目の前の相手、家族、
物、できごと、と自分がバランス良く絡んで、
上手に調和することを意識してみてください。
「うまく調和がとれないな・・」と思ったら、
ぜひ、とっておきのアレを出してください。
堅く結ばれる、調和するために必要不可欠なもの、
それは「愛」です。
10月は大犬座月、愛と調和を意識してみてください。
自分に合ったコミュニティ
調和を意識して、”自分にあったコミュニティ”に入ることを
考えてみてください。
自分が、ナチュラルに過ごせる場所、居心地の良さを感じる場所が
あれば、心から楽しめるでしょう。
自分らしさを生かして、
新たなコミュニティづくりを検討してみるのもおすすめです。
注意したい 2つのポイント
孤立モード
他人といると疲れてしまうので「少し一人でいたい・・」と
考えることもあるかもしれません。
でもそれは10月に入ったらワンブレイクぐらいにして、
ぜひ人と関わりを持つことをおすすめします。
周囲の人と距離を置こうとしたり、
自分の殻に閉じこもってしまうのは、10月の運勢に逆行して
しまうので、後になっても、
なかなか殻から出られなくなってしまいます。
自分に栄養を与えてくれる人との関わりである
ことを思い出し「愛」を持って行動すると、
以外や以外、、驚くほど楽しめてしまいます。
それが10月の調和エネルギーです。
情にかられる・ほだされる
情の厚い人にとっては、
自分のことはさておき、相手のためにひたすら尽くして、
尽くして、自分を見失うなど錯綜しやすい月になります。
人情・愛情と思われるものは、本来素晴らしいものですが、
一心不乱に突き進み過ぎると、メビウスの帯の
ように、いつのまにか、自我の道を進んでいたということに
なってしまいます。
相手とバランスのとれた関わりを意識して、
時には、立ち止まって全体の様子をみることも大切になります。
メビウスの帯
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